キャッシュポジションどう決める?

夫婦で資産運用を頑張っている、30代専業主婦のマリーです。

わが家では毎月、総資産のうち【現金貯蓄】と【リスク資産(株・投資信託・つみたてNISA・DCなど)】の割合を算出しています。

そうすることで、どれくらい現金で保有しているか(=キャッシュポジション)を意識しながら投資することができるからです。

ところで、適正なキャッシュポジションはどういう風にして設定したらいいのでしょうか。今日は夫婦で相談した内容をまとめたいと思います。

キャッシュポジションどう決める? 

キャッシュポジションの理想値は、人それぞれ違うかと思います。

ネットで調べてみると金利がとても低い昨今では、現金比率は低い方がいいという言葉もよく見受けられますが、これはよく考えた方がいいのでは、と感じます。

わが家もよく夫と話し合います。キャッシュポジションをどれくらいにしておくか、そのイメージを共有していないと、どちらかが暴走気味に投資してしまう可能性も出てきますので…。

考えたい5つのこと

あらゆる要因を考慮する必要があると思いますが、わが家で話し合ったのは主に以下5つ。

  1. 年齢
  2. 家族構成とライフイベント
  3. ローン等の有無
  4. 景気動向
  5. 国民性や個人の気質

・年齢

年齢に関しては、年代%の現金比率にするのがよい、と聞いたことがあります。

例えばわが家の場合は夫婦共に30代前半ですので、現金比率を30〜35%にするということになります。年代があがるごとに現金比率を増やしていき、100歳になったときに現金比率100%に。

年齢があがるごとにリスク資産を減らして行くという方向性で、若い時にがっつりリスクをとる、ということですね。こう考えると、今よりもう少し投資にかける割合を増やして、現金比率を下げてもいいのかもしれません。

・家族構成・ライフイベント

もちろん、数年以内にまとまったお金が必要になるならその分のキャッシュはおいておくべきです。

例えば、数年以内に結婚する予定があるなら、結婚式をしたい場合はその費用、そして新居への引越し費用などが現金で必要になってきます。また、近いうちに住宅の購入を考えている場合は、頭金を考慮して現金貯蓄をしていく必要もあるかと思います。

わが家の場合は、20代で駅近中古マンションをフルローンで購入したので頭金のための貯蓄は不要になりました。子どもができても最低限生活できる広さを確保したので、しばらくは引越しの予定もありません。

子どもが小さい間はそんなに大きな金額が出て行く機会はそんなにないようですが、中学以上はまとまった教育費を用意しておく必要があるかと思います。

家族構成や年齢を考慮して現金比率を導き出したいと思います。

・ローン等の有無

ローンがある場合、繰上げ返済した方が有利になるならば、運用するよりも早期返済を目指して現金貯蓄を進めた方がいい可能性があります。

わが家の場合は先ほども書いたように住居は購入済み。住宅ローン減税の恩恵を受けるため、購入後10年間は繰上げ返済もしない予定です。住宅ローン減税(1%)よりも低い金利でローンを借りているので、「10年間はローンを持っておく方がお得」という状態になっています。

とはいえ、住宅ローン減税が切れるタイミングでなるべく繰上げ返済をした方がいい、と判断する可能性があるので(これもそのときの金利次第になりますが)、そちらの分はある程度現金や、即キャッシュ化できる金融商品でもっておくのがいいのでは、という結論に至っています。

・景気動向

景気動向も気になります。

もし今が、バブル崩壊後なのなら割安な金融商品をたくさん買い入れることで大きく資産を増やすことができるかもしれません。バブルが崩壊する直前なら、金融商品の値崩れに備えてキャッシュを増やしておくべきです。

が、これがわかれば誰も苦労しませんね。

この見極めはおそらく、プロのエコノミストでも難しいのではないかと…。

投資に関しては、買い時よりも売り時を見極める方が難しいとも言われますので、なかなか素人にはハードなのかな、と感じる部分もありますが、

それをふまえて生活に困らない範囲で運用資金は確保することが大事ですね。

・国民性・個人の気質

日本人は貯蓄好きだと言われます。私も今までお金の教育といえば「しっかり貯金しなさい」という感じで、投資の勉強はほとんどノータッチで大人になりました。もちろんひと昔前は金利も高かったので、定期預金にいれておくだけで資産が増えたから、というのもひとつの要因かと思います。

もう、そう育ってしまっているので、やっぱり投資には少なからず抵抗があるのです。なんというか、そこには心の摩擦?みたいなものがある。でもそれが悪いことだとも思えない。

実際、投資は余剰資金でやるのが鉄則なので、まずは「しっかり貯金しなさい」というのは間違ってないのだと思います。

また、自分自身の気質によるところも多いようで、私にはギャンブル気質なところがあまりないようです。安心安定が一番!そういうタチなのだから、無理をして多額を投資する必要もないかな、と思っています。

自分たちの心が安心できることが第一。

毎日値動きを気にして居心地悪くなってしまうのが一番いやなので。そこの軸はブレずに持っておきたいと思っています。

夫婦で出した結論は?

上記のことを考えて、まずはキャッシュポジションを40〜50%の間で調整していこうということになりました。

まだまだ投資初心者でそこまで成功体験も多くはないし、欲張らずにこつこつやっていこうね、と話しています。

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ライター紹介
marie

30代専業主婦のmarieです。
夫choiceと二人三脚で老後までに資産1億円を目指して、貯蓄・投資に励んでいます。世帯総資産は3000万円を達成。
二児の母。投資とブログが好き。

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