資産形成の第一歩!はじめに見直した10のこと

夫婦で資産形成をはじめる最初の一歩は「家計の見直し」でした。

はじめに見直した10のこと

家計の見直しなんてめんどくさい…1000円節約するなら、1000円稼ぐことを考えたほうがいいんじゃないの?と、最初は思っていました。

ですが、どこかで見た「1000円を節約できたら、それは1000円の収入があったことと同じだ」というようなフレーズに妙に納得。

将来のためにできることはきちんとやっておきたい、と心機一転、家計の見直しに着手し、その結果今では数年前とは格段に見違えるほど家計がコンパクトになりました。

家計を見直すという段階では収入ってさほど変わりませんから とにかく支出を削ること。生活費の中でも、毎月かかる固定費の圧縮から始めました。

わが家がはじめに見直したの10のこと

  1. スマホは夫婦そろって格安スマホに変更
  2. 使っていないクレジットカードの解約
  3. 使っていなかった自転車を廃棄して駐輪場解約
  4. 定期便にしていた浄水器を一旦解約
  5. 定期購読していた雑誌を解約
  6. 医療保険と生命保険の見直し
  7. 食費と外食の予算を決める
  8. 夫婦のおこずかいをざっくり決める
  9. 自己研鑽にかける予算を決める
  10. 夫婦間で年間貯蓄額の目標を共有する

・固定費の圧縮

スマホは夫婦そろって格安スマホに変更

夫は割と前から格安スマホを使っていました。

「大手キャリアは高い!」と常々言っていた夫はやはり倹約家です。

今ではお互いiPhoneの格安スマホを使用しています。

スマホやキャリアが変わった時の設定に手間がかかることと、アプリを再インストールしたり壁紙を変えたりと少し大変です。

が、この手順を踏むことで、夫婦のiPhone代は月5000円でおつりがくる金額に。(最初は割引も豊富なので)

ちなみに、Y!モバイルを使っています。

使っていないクレジットカードの解約

クレジットカードは、微妙〜に年会費がかかっているものを数枚、放置しておりまして・・・

やっとすべて解約。

年会費の引き落としは1年に1回なので、年会費が引き落とされたタイミングで「このカードまだ持ってたのか!」と気づくんですが、「まぁ1年は時間あるしゆっくり考えよう」と放置して数年。

解約は電話でできるのでそんなに手間ではないのに、先延ばしの癖がついてるとそんなもんですね。

今はキャッシュレスが推進され、クレジットカードを上手に使うとポイントが貯まったり還元があったり何かとお得。

1枚に決めて集中的に使い倒すとよりお得だと思います。つまり、そんなにたくさんいらないですね。

使っていなかった自転車を廃棄して駐輪場解約

自転車はいつか乗るかも〜、と残していたけど一向に乗らない。

腹を決めて、自転車屋さんに持っていった足で駐輪場も解約。

月額200円を奪還。こちらの記事でも書きましたが、わが家はありとあらゆるものが徒歩圏内で完結するため、そもそも自転車が要らなかったのでした。

「あると便利かも?」という気持ちで置いているもので全然使ってないものって案外あるように思いますが、処分してしまってもやはり困りませんでした。

定期便にしていた浄水器を一旦解約

浄水器も定期的に送ってもらう設定になっていましたが、ストックが増えていたため一旦解約。

またストックがなくなったら送ってもらいます。

定期便はとても便利ですがストック過剰になりやすいかもしれません。

当面困らない分がストックできたら潔く解約してしまうのもひとつだと知りました。

定期購読していた雑誌を解約

定期購読していた雑誌は夫の仕事に関するものでしたが、部署が変わり必要がなくなった時点で解約。

なんとなく取って置いた方が安心するのかもしれませんが、実際に手にとって読んだ回数を考えると仕分けする価値はありと判断したのでした。

医療保険と生命保険の見直し

保険に関してはまだ私の知識も発展途上ですが、こちらはもともと掛け捨ての安いものに少し入っている程度なのでそのまま維持。

むしろ今後ライフイベントの変化があれば増やしていく方がいいかもしれません。

ここまでくると、毎月自動的に引き落とされていた固定費がもっとないか徹底的に調べたくなり、クレジットカードの明細1年分と夫婦すべての銀行口座の通帳を1年分チェックしました。

固定費で一番大きいのは住居費だと思いますので、今より安くすむ家に引っ越すのも選択肢に入るなら検討する価値は大きいと思います。

このへんはあくまで家庭の状況によりけり、ですね。

・変動費は予算を明確に

食費と外食の予算を決める

変動費の予算は、きっちり決めるとストレスになる可能性があるので基本的にはざっくりと設定。

その予算に対してどれくらい使っているのかを把握することから始めました。

1年ほど家計簿アプリをつけて支出のパターンを知り、削れそうな部分がないか点検する→バランスのいい予算に変えていくの繰り返し。

なんとなく増えていた休日の外食を中食に変えてみるなど工夫しました。

夫婦のおこずかいをざっくり決める

夫婦のおこずかいに関しても、ストレスにならないよう最初は多めに設定。

家計の見直しをしてからは、惰性でお金を使うことが減ったため特に我慢することなく自然と予算も減っていきました。

特に大事なのは妻のおこずかいを設定することだと思います。

普段の買い出しを担っているので、自分のものを生活費から出してしまったり、だらしない管理になりやすいからです。わが家の場合だけだったらすみません…。

自己研鑽にかける予算を決める

自己研鑽費に関してはもともと、多めに使ってもよし!としていました。

特に書籍にかける金額が高かったと思います。

ここで心機一転予算を削り、図書館やブックオフなどの古本も活用するようにしました。

そもそも、本を買っただけで満足していた部分も否めなかったので、自己研鑽費は聖域になりやすいことも理解しました。

・貯蓄額の設定

夫婦間で年間貯蓄額の目標を共有する

最後に目標額を設定する。

設定することよりも、夫婦でその目標額を共有することが大事だと思います。

高い額を設定することが大事なのではないのです。

たとえ少な目だったとしても、共有していた通りの結果になるとお互い満足感が得られて絆が深まるように思います。

生活費をコンパクトにすることで得られたこと

もともと膨張気味だった家計がすっきりとコンパクトになっていく過程はちょっとしたゲームのようで面白く、なにより、日々心が穏やかになっていくのを感じました。

無駄な支出がなくなることで、「お金がどんどん減っていく…」あるいは「お金がない!」という不安が消えていき、お金に怯えて過ごす時間がなくなっていったのです。

家計を見直すまで、「お金に怯えている」という自覚はまったくありませんでした。

ですがよく思い出してみると、いつも「このままで大丈夫かな」と気にしていたように思います。

人はよくわからないものを怖いと思う習性があるようです。

実態が見えないものに怯えるという感じでしょうか。

ならば家計も、しっかりと「見て」、流れを「見える化」しておけば、むやみに怖がる必要はなくなってくるのでは、と。これは大きな発見でした。

無意識的になにかに怯える生活は豊かとは言えませんから家計の見直しこそ、豊かな暮らしをつくる基礎の基礎ともいえそうです。

今日の参考文献

こうやって書くとさも順調に家計の見直しが進んだように見えるわが家ですが、もともと私はお金を使うことの方が好き!

美容も好きだし美味しいものも好き。ちょっといい空間が好き。リフレッシュ旅行もおでかけも好き。どちらかといえばどんぶり勘定で、ときに大胆なお買い物をしてしまう。

そんな私のマインドを変えるきっかけになった書籍をご紹介します。

こちらの本を簡単に要約すると、

お金持ちは総じてお金持ちには見えないもの。何億と資産をもっている人は高級車には乗っていないし超豪邸にも住んでいない。お金持ちは、お金を使わないからお金持ちなのだ。

という内容。(私のざっくりとした印象です)

お金持ちは、まったくそうは見えない容貌ですぐとなりにいるものだ、というある意味で衝撃的な内容なんです。一瞬、衝撃が走りますが、よく考えたらそれはその通りです。

私たちは気前よくお金を使っている人(例えばいい家に住み、いい車に乗り、いい服を着て頻繁に海外へ出かけていく・・・etc)をお金持ちだなぁと思います。

だけど実際そういう方は「お金を使っている人」なのです。

使っていればなくなります。

お金を使っている人でお金のある人ってどうやら少数らしいのです。

使っても使ってもなくならないお金持ちは本当に本当に稀なようです。

この本を読んで、世界の見え方が180度変わってしまいました。

自分が抱く印象とは真逆のことが起こっているということに気づきました。

医者に金持ちは少ない。

これ、本の中の見出しのひとつです。

ね、一般的な印象とはやはり逆ですよね。

アメリカでの調査がメインなので、すべてがそのとおり!とはならないかもしれませんが、見栄にお金を使っているうちは心の豊かさは得られないということが深く刻み込まれる一冊でした。

よければ参考になさってください。

投資・運用・資産形成
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